和瓦屋根の「棟」という部位は、瓦と粘土、そして漆喰で構成されている場合があり、
この「漆喰」が経年劣化により棟の土台部分から剥離・脱落することがあります。
今回はその「棟漆喰」を部分的に修繕する工事風景をご案内していきます!
こちらは大棟と呼ばれる箇所の棟漆喰が一部剥離・脱落している様子です。
また、雨水に長年に渡り晒されてきた漆喰が汚れ、黒く変色してきている箇所もありました。
こちらは風切り丸と呼ばれる部位の棟の様子です。
こちらも経年劣化により、土台部分の漆喰が剥離してきてしまっていました。
既存の漆喰を撤去し、「南蛮漆喰」を施工した様子です。
南蛮漆喰とは主成分は石灰で、そこへ油脂や粘土などを混ぜたものを一般的に指します。
現在、瓦屋根の(主に棟部分の)副資材として多く用いられる建材です。
これで以前の美しい棟土台に戻すことが出来ました!
今回の工事範囲(棟部)は、なかなか目の行き届かない場所なので、雨漏れを起こしてから屋根の異変に気付くことがほとんどです。
そうならない為にも定期的な点検とメンテナンスをお薦めいたします。
弊社「やねうち」は無料調査・見積作成をおこなっております。瓦屋根以外でも何かご心配なことがございましたら、是非お気軽にご相談ください!