モニエル瓦(センチュリオン)の地瓦が破損してしまった部分の差し替え工事に塩谷町まで伺いました。
現在日本では入荷出来ない輸入品となるので、都度修理方法に悩まされる屋根材です。
まず、破損瓦の位置を確認します。
今回は役物(棟・袖・雨返し)部分との取り合いが無いので、比較的容易に差し替えが可能な箇所であるようです。
破損した地瓦を撤去していきます。
ちなみに今回ご依頼を頂いたお宅の屋根はモニエル瓦(センチュリオン)と言われる瓦です。
モニエル瓦とは外資のモニエル社が製造・販売していた瓦ですが、2010年に日本市場から完全撤退してしまいました。
現在ではとても入手しづらくなっている屋根材です。
たまたまですが、お客様のお宅に予備としてとっておいた地瓦が数枚あったため、それを使用して差し替えをすることが出来ました。
色が違うのは、数年前に屋根の塗り替え工事を行った為となります。
雨漏れを心配されていたお客様も今後、安心して雨の日もお過ごしいただけるかと思います。
今回は運よくモニエル瓦(センチュリオン)が手に入ることが出来ましたが、万が一、手に入らない場合は代用品での対応になる可能性があります。
今回のお客様のように、モニエル瓦屋根の修理でお困りでしたら、お気軽にご相談ください!