腰葺き一文字屋根の銅板を横葺板金に葺き替える工事を行うため宇都宮市に伺いました。
築30年程経過されております。
施工前の様子です。銅板に孔が開いており、傷んでいる様子が窺えます。
この孔開きはやがて雨漏りの要因になるものです。
因みに腰葺き（こしぶき）とは、銅板葺き（どうばんぶき）と瓦葺きを組み合わせた屋根のことです。
軒先から軒桁（のきげた）芯までぐらいを銅板等の金属屋根で葺き、軒桁から上部を瓦葺きで葺かれた形状のことをいいます。
一文字軒瓦は瓦の下面が真直ぐになっている軒瓦を言います。
既存の銅板と一文字瓦を撤去します。一文字瓦を再利用するために慎重に撤去します。
新規横葺板金を施工します。
今回使用する屋根材は、月星商事のＭＳタフワイド220とう横葺き板金屋根材となります。
こちらの商材、熱反射性・防汚性・耐疵付き性・耐食性に優れた高機能屋根材で、和洋いずれの建築様式にもあったスマートなデザインとなっています。
最後に一文字瓦を施工し、今回の工事は完了です。
銅板葺きの腰葺き屋根も趣がありますが、横葺板金の腰葺き一文字屋根も威厳あり素敵ですね！！
お客様もご満足いただけた様子でした。
なかなか目の行き届かない屋根の上。雨漏れ等の症状が出る前に定期的な点検とメンテナンスをお薦めいたします。
ご相談はお気軽に『やねうち』までお問い合わせくださいね！！
