雪止め金具設置と樋の点検・清掃をご希望との事で宇都宮市にお伺いました。
2階建ての寄棟屋根のお宅が今回の施工現場となります。
軒先側に新たな雪止め金具を設置していきます。
平板瓦後付け用雪止め金具を取り付けていきます。
こちらステンレス製の商品となります。
取り付け位置は、平板瓦の「あたま」部分に挟み込むように取り付けます。
挟んだ後はボルトで絞めて固定します。
軒桁上に雪止めがくるように配置をしています。
これは積雪時に積雪荷重を強度の高い軒桁の上に集中させる工夫です。
屋根からの落雪を防ぎ、人や物を落雪によっての被害から守るために必要な雪止め金具。
民法214条で制定されている「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない。」という法律があります。
次は、軒樋の清掃です。
左側が清掃前、右が施工後の写真です。
さて、雨樋を掃除しないとどうなるのでしょうか?
雨樋の清掃をしないと、雨水が地面へうまく排水されず、お家の周りが水浸しになってしまいます。掃除しないことで雨樋が詰まり、水があふれてきてしまうからです。
水浸しになることで、外壁やその周りが汚れ、お家の美観も損ねてしまいます。
お家を綺麗に保つためにも、必ず雨樋掃除を行いましょう。
住宅が隣接する地域は特にお気を付け下さいね!!
最後は、 テラスの竪樋の補修です。
既存の竪樋を撤去し、新規樋を施工した様子です。
既存の樋と新規樋の接合部は専用ビスで数か所固定しました。
雪止め金具においては、お客様の要望により取り付け位置は変更可能ですが、今回の施工が
一般的な配置となります。
いろいろなアフターメンテナンスにより、隣家とのトラブル回避などにも大きな役割を発揮する事があります。
ご心配ご要望があればお気軽にご連絡ください!
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