雪止め金具後付け及び破損瓦差し替えをご希望との事で宇都宮市に伺いました。
県内では積雪が多い地域ではないですが、近年の異常気象の不安により設置したいとのご希望でした。
今回の施工現場となります。
全面にステンレス製の雪止め金具を設置していきます。
まず雪止め金具を取り付ける前に、取付位置の平瓦を解体します。
取り付け位置は、瓦の「尻」部分に挟み込むように取り付けます。
挟んだ後はステンレス釘で固定します。
軒桁上に雪止めがくるように配置をしています。
これは積雪時に積雪荷重を強度の高い軒桁の上に集中させる工夫です。
最後に瓦差し替えを行います。
隅棟付近ですので、他の瓦を割らないよう慎重に作業をします。
屋根からの落雪を防ぎ、人や物を落雪によっての被害から守るために必要な雪止め金具。
民法214条で制定されている「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない。」という法律があります。
お隣のお家が近くにある場合は特にお気を付け下さいね!!