樋が詰まってしまい水が流れず水があふれてきてしまうとのご相談を受け、お客様の住む塩谷町へ向かいました。
屋根に登らせていただき雨樋を確認すると、集水器の部分に草が生えてしまっていました。
おそらく、落ち葉などが軒樋に溜まりそこから雑草が生えてきてしまったのでしょう。
これでは水が縦樋に流れず、軒樋から溢れてしまいます。
更に、その溢れた水が下屋に落ちて銅製屋根材の一部を腐食させてしまっていました。
軒樋の掃除から始めます。
軒樋の中に生えている草を抜いて、詰まっている葉っぱなども掻き出していきます。
周り多くの木が生えている場所でしたので、落ち葉が軒樋に溜まってしまったようです。
溜まっていたものを綺麗に取り除いて、軒樋の掃除は終了です。
次に、銅製屋根材の腐食が進行してしまっている箇所に専用の皮膜剤を塗布します。
大きく色が褪せているのが樋から水が落ちていた部分です。
今回、銅板専用皮膜剤タニラックという塗布材を塗装することになりました。
銅製の素材は、瓦の上を流れる雨水により腐食することが確認されており、最終的には穴を開けてしまいます。
軒樋がすっかり綺麗になり、これでもう水が溢れることはありません。
お家の周りに大きな木が生えていたりすると、落ち葉などが軒樋に溜まりやすくなります。
そしてその落ち葉が雨に濡れて腐ったりすると、詰まって水が溢れてしまうだけではなく、雨樋そのものが傷んで破損したりすることもあります。
今回の清掃で軒樋は綺麗になりましたが、定期的な樋の掃除や、落ち葉除けのネットを取り付けるなどの対策が必要かもしれません。
落ち葉除けネットはもちろん弊社で施工が可能です。
気になった方はお気軽に弊社「やねうち」までお問合せ下さい。