さくら市で和瓦屋根の大棟5段積みを積み直す工事のご依頼を頂きました。
屋根材は和瓦、釉薬仕様となります。
地震、もしくは台風の影響でしょうか?
大棟が一部大きく歪み、崩れ始めている状況でした。
また、棟漆喰も脱落してしまっている様子が窺えました。
既存瓦撤去後、屋根下地を支えている棟木に等間隔で鋼製の耐震杭を打ち込んでいきます。
そして耐震杭に被覆鉄筋を銅線で緊結します。
この被覆鉄筋にさらに銅線を用いて、のし瓦を全て緊結していきます。
これが耐震・耐風工法(ガイドライン工法)による棟積み直し工事となります。
この工法で工事をすることにより、加速度が加わらない速さ(1G)で360°ぐるりと回転させても棟が脱落したり崩れたりしない強度を持つことが出来ます。
今後お客様におかれては、大規模な地震や台風が来ても、安心してお過ごし頂けるのものと確信します。
耐震・耐風工法について詳しい情報をお求めの方、ご連絡をお待ち申し上げます。