棟積み直し工事 事例集


大棟 解体・再施工(ガイドライン工法)


1⃣ 台風時にこちらの隅棟から漏水がある状態です。

  屋根上に簡易足場を設置し、解体工事に取り掛かります。

2⃣ 既存の棟瓦を解体している様子です。

  残った既存土台は撤去していきます。 


3⃣ 棟下の平瓦(勝手瓦)を解体していきます。

  平瓦の下の高さ調整に使っている粘土は撤去します。

4⃣ 棟下の勝手瓦を南蛮漆喰で高さを調整していきます。

  この時、勝手瓦の止水性能を上げる為の加工も施します。


5⃣ 勝手瓦をステンレス釘とシリコンコーキングで下地に

  緊結しながら納め直していきます。  

6⃣ 定間隔に下地に打ち込んだ耐震杭に、被覆処理された鉄筋を

  緊結していきます。 


7⃣ 被覆処理された鉄筋に棟の瓦全てを緊結していきます。

  これで瓦が全て野地下地から緊結されていることになります。

8⃣ 棟の積み直し工事が完了した様子です。ガイドライン工法で

  仕上げた、地震や台風に耐える強い棟の完成です。 


隅棟 解体・再施工(ガイドライン工法)


1⃣ 台風時にこちらの隅棟から漏水がある状態です。

  屋根上に簡易足場を設置し、解体工事に取り掛かります。

2⃣ 既存の棟瓦を解体している様子です。

  残った既存土台は撤去していきます。 


3⃣ 棟下の平瓦(勝手瓦)を解体していきます。

  平瓦の下の高さ調整に使っている粘土は撤去します。

4⃣ 棟下の勝手瓦を南蛮漆喰で高さを調整していきます。

  この時、勝手瓦の止水性能を上げる為の加工も施します。


5⃣ 勝手瓦をステンレス釘とシリコンコーキングで下地に

  緊結しながら納め直した様子です。  

6⃣ 定間隔に下地に打ち込んだ耐震杭に、被覆処理された鉄筋を

  緊結していきます。 


7⃣ 被覆処理された鉄筋に棟の瓦全てを緊結していきます。

  これで瓦が全て野地下地から緊結されていることになります。

8⃣ 棟の積み直し工事が完了した様子です。ガイドライン工法で

  仕上げた、地震や台風に耐える強い棟の完成です。 


化粧棟 解体・再施工(ガイドライン工法)


1⃣ 棟の冠瓦やのし瓦のズレや歪みのある状態です。

  屋根上に簡易足場を設置し、解体工事に取り掛かります。

2⃣ 棟を解体した様子です。この時に棟下の平瓦に異常がないか

  確認しておきます。


3⃣ 棟下位置に等間隔で雪止瓦を設置し、それへ棟瓦を緊結

  する為の銅線を雪止瓦に緊結している様子です。

4⃣ 南蛮漆喰を土台にしながら仕込んだ銅線でのし瓦を全て

  緊結していきます。


5⃣ 棟の一番上の冠瓦も被覆鉄筋に緊結してある緊結材で

  縛る前段階の様子です。

6⃣ 棟の取り直し工事が完了した様子です。ガイドライン工法で

  仕上げた地震や台風にも強い棟の完成です。 


冠棟 解体・再施工(ガイドライン工法)


1⃣ 棟の冠瓦が歪み、漆喰が崩れている状態です。

  屋根上に簡易足場を設置し、解体工事に取り掛かります。

2⃣ 棟を解体した様子です。この時に棟下の平瓦に異常がないか

  確認しておきます。


3⃣ 棟下の平瓦を解体し、冠瓦を固定するための下準備をしている

  様子です。等間隔に強力耐震金具を設置していきます。

4⃣ 強力耐震金具に冠瓦を取り付ける為の木下地をビス固定

  している様子です。


5⃣ 南蛮漆喰を用いて土台を作り、その上に冠瓦を南蛮漆喰に

  馴染ませながら被せていきます。

6⃣ 最後に冠瓦を棟内部に仕込んだ木下地にステンレスビスで固定し、

  棟取り換え工事は完了となります。


棟 取り換え工事(ガイドライン工法)


1⃣ ラバーロック工法により、ダム状になった面戸部分に雨水が溜まり、

  棟内部で雨漏れが起きている状態の棟の様子です。

2⃣ 既存棟瓦を撤去した様子です。ラバーロックが強固に張り

  付いている瓦は廃棄し、新規瓦と差し替えとします。


3⃣ 棟下の平瓦を解体し、冠瓦を固定するための下準備をしている

  様子です。等間隔に強力耐震金具を設置していきます。

4⃣ 強力耐震金具に冠瓦を取り付ける為の木下地をビス固定

  している様子です。


5⃣ 南蛮漆喰を用いて土台を作り、その上に冠瓦を南蛮漆喰に

  馴染ませながら被せていきます。

6⃣ 最後に冠瓦を棟内部に仕込んだ木下地にステンレスビスで固定し、

  棟取り換え工事は完了となります。